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2024/03/282024/03/29

マンション選びでは駐車場の種類も重要!よくあるトラブルと対策も解説

写真:マンション選びでは駐車場の種類も重要!よくあるトラブルと対策も解説
マンション購入を検討する際は、マンションにある駐車場の空き状況や、駐車場の種類をよく確認することが大切です。

マンション購入後に「駐車場に車を停められなかった」「駐車場が利用しにくい」といった理由で後悔するのを防ぎやすくなります。

本記事では、マンションの購入を検討している方に向けて、駐車場の種類ごとに特徴やメリット、注意点などを解説します。

マンション選びでは駐車場の確認も重要

マンションを購入したからといって、駐車場を必ずしも利用できるとは限りません。

住戸数分の駐車場が確保されていないマンションも、数多くあるためです。

自治体によっては、マンションを含む建築物の規模に応じて、一定数の駐車場を設置することを条例で定めている場合があります。

ただし自治体の条例は、住戸の数以上の駐車場を附置することを義務づけているわけではありません。

新築マンションであれば、先に駐車場を利用している人がいないため、駐車場を確保しやすい傾向にあります。

一方で 中古マンションは、すでに入居している人の車で駐車場が満車になっており、空きが出るまで待たなければならないケースもあります。

駐車場に空きが生じたとしても、管理組合が実施する抽選に当たらず、なかなか駐車場を確保できない かもしれません。

また、車のサイズによっては、マンションの駐車場に停められない可能性もあるのです。

そのため、車を所有している人や購入を考えている人は、マンションを検討する際に駐車場の空き状況を確認することが大切です。

 

マンションの駐車場の種類

 

マンションに設置された駐車場は、大きく「自走式立体駐車場」「機械式立体駐車場」「平面駐車場」の3種類があります。

それぞれの特徴やメリット、デメリットを理解し、所有している車の大きさや車を利用する目的、運転する人の操作技術などをもとに駐車場を選ぶことが大切です。

 

自走式立体駐車場

自走式立体駐車場は、地下や別棟に建てられている複数の階層がある駐車場です。ショッピングモールやデパートなどでよく見かけるものと同じタイプであり、以下のようなメリットと注意点があります。

 

メリット 注意点
・屋根があるため雨や日差しなどから車を守りやすい

・敷地面積に対して多くの駐車スペースを確保できる

・駐車場から部屋までの距離が遠くなる可能性がある

・最上階では車が雨や雪、日差しなどにさらされる

 

自走式立体駐車場は、最上階を除いて屋根があるため、雨や雪などで車が汚れるのを防ぎやすく、悪天候時の乗り降りもしやすいという特徴があります。

また、階層になっているため平面駐車場と比較して駐車台数 を確保しやすいでしょう。

ただし、2階以上に自分の駐車スペースがある場合、入庫や出庫に時間がかかるかもしれません。

加えて、最上階には基本的に屋根がなく、雨や雪などで車が濡れてしまう可能性があります。

 

機械式立体駐車場

機械式立体駐車場は、機械を使って出し入れするタイプの駐車場であり、タワーパーキングや昇降方式などの種類があります。主なメリットと注意点は、以下のとおりです。

メリット 注意点
・車上荒らしやいたずらの被害にあいにくい

・雨や雪などで車が汚れにくい

​​・駐車できる車のサイズが制限されることがある

・車の入出庫に時間がかかりやすい

機械式立体駐車場の場合、機械を操作しなければ車の出し入れができません。

タワーパーキングの建物内や、昇降方式の上段または地下に停められた車は、車上荒らしやいたずらの被害にあいにくいといえます。

駐車スペースが、地下や建物内にあると、車を雨や日光などによる汚れや色あせから守ることも可能です。

一方で機械式の場合、収容できる車のサイズに制限が設けられていることも多いため、大 きな車や特殊な形状の車は、駐車できないかもしれません。

また、車の入庫や出庫に時間がかかることがあり、機械の故障があると入出庫ができなくなるリスクもあります。

 

平面駐車場

平面駐車場は、舗装された平地に区画を定めるための線が入れられた駐車場です。

メリット 注意点
・敷地から車庫までの距離が短い傾向にある

・メンテナンス費用が安価

・屋根がなく車が汚れやすい

・雨や雪の日の乗り降りに苦労する可能性がある

平面駐車場は、特別な機械を使っておらず、車道から入ってそのまま駐車することができるため、車を出し入れするときの負担が軽いといえます。

また、他のタイプと比較してメンテナンス費用があまりかからないため、マンションの区分所有者が支払う修繕積立金や管理費が割安な傾向にあります。

一方で、平面駐車場には一般的に屋根がないことが多い ため、車が雨や雪、強い日差しなどにさらされてしまうでしょう。

そのため車が汚れたり色あせたりしやすく、さらに悪天候の日は車の乗り降りがしにくいといえます。

 

マンションの駐車場の契約形態と料金の相場

分譲マンションでは、駐車場の契約形態が賃貸(専用使用権)であり、毎月使用料を支払うのが一般的です。

駐車場の使用料は、周辺の価格相場を参考に階層や屋根の有無などの条件も考慮して決められます。

地方都市では月5,000〜15,000円程度で借りることも可能ですが、大都市圏 では毎月30,000〜50,000円ほどかかることもあります。

 

マンションの駐車場でよくあるトラブルと対策

マンションの駐車場では、無断駐車や車上荒らしなど、さまざまなトラブルが起こることがあります。

ここでは、駐車場で起こりうる代表的なトラブルをご紹介します。

無断駐車

来訪者や他の使用者などによる無断駐車は、マンションの駐車場でとくに起こりやすいトラブルといえます。

「来客用と勘違いして駐車されてしまった」「隣の区画を契約している人に誤って駐車された」など、無断駐車にはさまざまなケースがあります。

無断駐車をされたときは、速やかに管理組合に連絡をしましょう。

相手方と直接やりとりをするのではなく、管理組合に仲裁をしてもらうことが、さらなるトラブルに発展するのを防ぐポイントです。

 

車上荒らし・いたずら

車内の荷物や車のパーツなどが盗難される「車上荒らし」や、故意に傷を付けられるなどの「いたずら」の被害に遭うケースもあります。

車上荒らしやいたずらの被害に遭ったときは、自分自身で解決しようとせず、必ず警察に届け出ましょう。

車上荒らしは窃盗罪、いたずらは器物損壊罪にあたる可能性があるため、警察に被害届を出すと捜査してもらえます。

 

機械設備の故障による出庫不能

機械式駐車場の場合は、機械の故障やメンテナンスで使用できなくなることがあります。

機械式駐車場が利用できない間 は、車の入庫や出庫ができなくなってしまうでしょう。

機械の故障やメンテナンスで車の入出庫ができなくなるリスクを避けたいのであれば、平面駐車場や自走式駐車場、マンションの近くにある月極駐車場などを選ぶ方法もあります。

 

敷地内の事故

マンションにある駐車場の多くは、通路が狭く見通しが悪いケースも少なくありません。

敷地内の運転で気が緩んでしまい、周囲の確認がおろそかになったことで、車同士や車と人が衝突して事故が発生する可能性があります。

また、車が駐車場の壁や塀などに衝突するケースもあります。

駐車場内を走行するときは、事故が発生しないよう速度を抑え、歩行者や他の車に注意をしながら慎重に運転をすることが大切です。

また、車の乗り降りをする際、開けたドアが隣の車に当たってしまうこともあります。

とくに、車幅が大きい車に乗っている方や、1台あたりの駐車スペースの幅が狭い場合は、隣の車にドアが当たらないよう慎重に開閉することが大切です。

事故が起きた場合は、管理会社に連絡をしましょう。また、必要に応じて警察や加入している保険会社にも連絡をします。

 

マンションの駐車場に空きがないときの対処方法

マンションの駐車場に空きがないときは、周辺にある月極駐車場を利用する方法があります。

月極駐車場を探すときは、インターネットで検索をするだけでなく、マンションの周辺を実際に歩いてみるのもおすすめです。

インターネットには掲載されていない月極駐車場が見つかることもあります。

また、マンションの売主である不動産会社に相談をすると、その会社が運営している月極駐車場を紹介してもらえる可能性があります。

【まとめ】マンション選びでは駐車場の空き状況や種類を確認しよう

マンションを選ぶ際は、駐車場に空きがあるかどうかを確認することが大切です。

マンションの住戸数よりも、駐車場に停められる 台数の方が少ないケースもあるためです。

駐車場の種類には「自走式立体駐車場」「機械式立体駐車場」「平面駐車場」の3種類があります。

それぞれのメリットやデメリットを確認し、ご自身や家族が使いやすい駐車場を検討することも、マンション選びにおいては重要です。

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