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2022/02/252022/03/08

女性がマンションを購入するときのポイントは?購入時の年齢や年収も解説

写真:女性がマンションを購入するときのポイントは?購入時の年齢や年収も解説
マンションの購入を検討している女性にとって、他の人の購入理由や購入したときの年収、年齢は気になるものです。

マンションを購入する動機やタイミングは、人によって異なります。
本記事では、女性がマンションの購入を決めた理由や、実際に購入した人の年齢、年収などをわかりやすく解説します。

マンションを購入した女性の年齢・年収

まずはマンションを購入した女性の年齢や年収をみていきましょう。

一般社団法人女性のための快適住まいづくり研究会が実施した「女性のための快適住まいづくり研究会 マンション購入に関するアンケート」をもとに解説します。

マンションを購入した女性の年齢

一般社団法人女性のための快適住まいづくり研究会が実施したアンケートでは、初めてマンションを購入した女性の年齢は、35〜39歳が27.5%ともっとも多い結果となりました。

次いで多いのが、40〜44歳の21.0%、30〜34歳の18.5%となっています。

 

一方20代でマンションを購入した人は8.5%、50代で購入した人は9.8%でした。

よって30代から40代前半にかけて、マンションを購入する女性が多いと考えられます。

マンションを購入した女性の年収

マンションを購入したときの年収は、500万円台が24.3%と全体の約1/4を占めています。

続いて400万円台の20.8%、300万円台の15.6%が多い結果となりました。

 

マンションを購入した女性のうち、年収300万〜500万円台の方の割合は、約6割にも及びます。

一方で年収300万円未満は6.4%、1,000万円以上は3.9%という結果でした。

女性がマンションを購入する理由

一般社団法人女性のための快適住まいづくり研究会のアンケート」によると、女性がマンションの購入を決めた理由の上位は次のとおりです。

 

  • 家賃を支払い続けるのがもったいない:56.7%
  • 資産として残したい:54.7%
  • 快適で安全に暮らせる家が欲しい:47.4%

※出典:一般社団法人女性のための快適住まいづくり研究会の「女性のための快適住まいづくり研究会 マンション購入に関するアンケート

 

家賃を支払い続けるのがもったいない

賃貸マンションに住む場合、家賃や更新料を支払い続けなければならないうえに、いくら支払っても自分のものになることはありません。

また老後生活に入って主な収入源が年金となり、世帯収入が減ったあとも、家賃を支払い続ける必要があります。

 

家賃や更新料の支払いがもったいないと感じた方や、老後も家賃を払い続けたくないと考えた方は、マンションの購入を決断する傾向にあります。

資産として残せる

マンションという資産を持ちたいと考えて、購入を決める女性もいます。

 

立地や管理状態が良く資産価値が高いマンションを購入すると、ライフスタイルの変化によって転居したいときは売却できます。

また賃貸に出して、家賃収入を得ることも可能です。

 

住宅ローンの返済を終えたあとは、マンションがすべて自分の資産となります。

「老後もそのまま住み続ける」「売却してまとまった資金を得る」「マンションを担保に借入をする」など、柔軟な選択が可能です。

快適で安全に暮らせる家が欲しい

分譲マンションは、賃貸マンションよりもセキュリティ面が充実している傾向にあります。

オートロックや防犯カメラなど、セキュリティ面が充実したマンションに引っ越したいと考え、購入を決断する女性もいます。

 

安心かつ快適に暮らしたいのであれば、セキュリティや設備が充実したマンションを購入するのも選択肢のひとつです。

女性がマンションの購入を後悔した理由

マンションの購入に踏み切ったものの、中には後悔してしまう女性もいます。

購入を後悔する主な理由は、次のとおりです。

 

  • 無理のある資金計画を立てて購入した
  • 勤務地や家族構成が変化した
  • 価値が下落して売却できない

無理のある資金計画を立てて購入した

マンションを購入したあとは、管理費や修繕積立金、固定資産税などを支払っていかなければなりません。

また購入後に「体調を崩して配置が転換された」「残業時間が減った」などの理由で、収入が減ってしまうこともあります。

 

こうしたことを考慮せず、返済できる金額いっぱいの住宅ローンを組んでしまうと、購入後に返済負担が苦しくなって後悔する方もいるのです。

勤務地や家族構成が変化した

想定していなかった転勤が発生したことで、マンションを手放すことになり、購入を後悔してしまう人もいます。

 

また独身時代にマンションを購入したが、その後に結婚をするケースも少なくないでしょう。

その場合、購入したマンションの間取りが夫婦やファミリーでの暮らしに適しておらず、売却せざるを得なかったという例もあります。

価値が下落して売却できない

建物や設備は、築年数の経過とともに老朽化していくため、需要がないエリアのマンションや管理が行き届いていないマンションは、価値が年々下がり売却が難しくなっていきます。

結婚や転勤などでマンションが不要になったときや、より魅力的な物件に住み替えたいと考えたとき、物件の価値が下がって売却が難しくなると購入したことを後悔するでしょう。

失敗しないマンションの選び方

失敗を防ぐためには、どのようにマンションを選べば良いのでしょうか。

ここでは、失敗を防ぐために知っておきたいローンの組み方やマンションの選び方などを解説します。

完済できる範囲でローンを組む

住宅ローンの返済計画を立てるときは、管理費や修繕積立金などの支払いを考慮することが大切です。

また転職や配置転換などで収入が減少しても、返済を継続できる現実的な借入額に設定しましょう。

毎月の返済負担だけでなく、返済以外の支払いや収入減少なども見込むことで、完済できる資金計画が立てられます。

今後のライフスタイルを考えて選ぶ

購入後、20年や30年にわたってマンションに住み続けるケースは少なくありません。

そのため今後のライフスタイルの変化も考慮したうえでマンションを選ぶことが大切です。

例えば転勤や転職の可能性があるのなら、複数の路線を利用できるマンションを選ぶことで勤務先が変わっても通勤しやすくなります。

また広めのマンションを選んでおくと、結婚したり子どもが生まれたりしたあとも、手放さずに済むでしょう。

立地や周辺環境をチェックして選ぶ

マンションを選ぶときは、駅からの距離や周辺にある施設などを確認しましょう。

 

例えば最寄り駅から徒歩10分以内のマンションは、通勤や外出がしやすく資産価値も落ちにくいです。

最寄り駅がターミナル駅に直通であれば、資産価値はさらに下がりにくくなります。

また近くにスーパーやコンビニ、薬局があると、食料品や医薬品など生活に必要なものが手に入りやすくなるでしょう。

セキュリティが万全な物件を選ぶ

いくら立地が良く価格がリーズナブルなマンションを選んでも、セキュリティが弱いと不安を抱えながらの暮らしとなるかもしれません。

検討するときに確認したいセキュリティは、次のとおりです。

 

  • 共用エントランスにオートロックがある
  • 管理人の勤務体制
  • エレベーターや駐車場などに監視カメラ・テレビモニターが付いている など

 

セキュリティが充実したマンションを選ぶことで、長年にわたり安心して暮らしていけるでしょう。

暮らしやすい部屋を選ぶ

マンションを選ぶときは、内覧時に購入後の生活を具体的にイメージし、間取りや設備の配置などに問題がないか確認することが大切です。

内覧時にチェックすると良いポイントは、以下のとおりです。

 

  • 部屋の数・広さ
  • キッチンやバスなど水回り設備の配置
  • 日当たりや風通し
  • 騒音・悪臭の有無

 

なお日当たりや風通しは時間帯や季節などで変わるため、マンションの候補が絞れてきたら、異なった時間帯で複数回の内覧をするのも方法です。

【まとめ】マンション購入を検討中の方は不動産会社に相談を

女性の場合、30代から40代前半でマンションの購入を決断する方が多いようです。

購入する理由は「家賃の支払いがもったいない」や「安全かつ快適に暮らせる住まいが欲しい」などがあげられます。

一方で、資産価値が下がってしまうようなマンションを購入したり、無理のある返済計画を立てたりすると、失敗する可能性があります。

 

マンションの購入を検討している方は、信頼できる不動産会社に相談しましょう。

マンションの取り扱い実績が豊富な不動産会社に相談することで、資産価値が下がりにくい物件が見つかる可能性が高まります。

また、今後のライフスタイルも考慮した物件や資金計画を提案してくれるでしょう。

 

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