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2024/10/102024/10/10

マンションを購入するなら何階がいい?階層ごとのメリット・デメリットを解説

写真:マンションを購入するなら何階がいい?階層ごとのメリット・デメリットを解説
マンションを購入する際に「何階がいいのだろうか」と悩む人は少なくありません。

間取りや広さなどが同じであっても、階層によって住み心地や価格などは異なります。ただし、階層ごとに異なる特徴があるため、マンションの何階がいいとは一概にはいえません。

本記事では、マンションで何階に住むべきか悩んでいる方に向けて、低階層、仲介層、高階層のメリットとデメリットを解説します。

マンションの何階がいいかを決めるポイント

マンションの層階に明確な定義はありませんが、一般的には建物全体の階数を3つに分け、下から「低層階」「中層階」「高層階」と呼びます。

何階の部屋を購入するか考える際は、階層ごとのメリットとデメリットを理解することが重要です。

例えば、低層階は比較的安い価格に設定してありますが、立地によっては外から室内が見えやすくプライバシーの確保が気になる場合もあります。

高層階は眺望や日当たりがよいものの、価格が高く予算オーバーになってしまうかもしれません。

各階層のメリットやデメリットを理解し、家族構成やライフスタイルなども踏まえて検討することで、自分自身にあった部屋を選びやすくなるでしょう。

マンションの1階・低層階を購入するメリットとデメリット

最初に、マンションの1階や低層階に住むメリットとデメリットをみていきましょう。

1階・低層階の主なメリット

マンションの1階や低層階は、中層階や高層階よりも価格が割安です。間取りや広さなどが希望通りの部屋を、より安い価格で購入できる可能性があります。

また、エレベーターに乗る時間が短くて済み、階段の利用も負担が少ないといえます。共用玄関と同じ階に自宅があれば、エレベーターや階段を利用する必要もありません。

自宅の玄関からマンションの外までの距離が比較的短いため、通勤や通学、外出、ゴミ出しなどがしやすいでしょう。

1階部分に専用の庭がある部屋であれば、戸建て住宅に近い感覚で生活できます。

お子さんと一緒に庭で遊んだり、プランターなどを使ってガーデニングを楽しんだりすることもできるでしょう。

1階・低層階の主なデメリット

マンションの1階や低層階にある部屋は、外から室内の様子が見えやすい可能性があります。

室内が見えやすいと、プライバシーを確保しにくくなります。中層階や高層階に比べると、窓やベランダから不審者が侵入しやすく、防犯のために対策が必要になるかもしれません。

また、部屋が道路に近いと、車の走行音や通行人が会話をする声などが気になる可能性もあります。

また、低層階の部屋は、高層階に比べると日当たりや風通しが悪くなりがちです。

周辺にマンションのような高い建物があると、部屋が暗くなったり湿気が溜まりやすくなったりすることで、快適性が損なわれてしまうかもしれません。

ただし、こうしたリスクやデメリットも、マンションの立地や設備による対策で軽減できます。

低層階の部屋を購入する際は、プライバシーの確保や騒音の有無、日当たりの良し悪しなどをチェックしましょう。

マンションの中層階を購入するメリットとデメリット

続いて、中層階の主なメリットとデメリットをご紹介します。

中層階の主なメリット

中層階の部屋は、低層階よりも眺めや日当たりに恵まれやすいです。

周囲に高い建物がなければ、窓やベランダから見える景色を楽しめるでしょう。また、日中に部屋の中が明るくなり、洗濯物の乾きもよくなります。

外から室内の様子が見えにくく、プライバシーが確保しやすい点もメリットの1つです。外部から侵入されるリスクも低いため、低層階より防犯性も優れています。

道路から聞こえてくる車の走行音や通行人の会話なども、低層階よりは小さいでしょう。

販売価格は、低層階よりは高いものの高層階よりは割安です。快適な暮らしと予算のバランスを考えたい場合は、マンションの中層階がおすすめの選択肢といえます。

中層階の主なデメリット

低層階よりも眺望や日当たりがよいとされる中層階でも、立地や周辺環境によっては、こうしたメリットが少ない可能性もあります。

例えば、マンションの近くに階層の高い建物があると、景観が悪くなり日光も入りにくくなるかもしれません。

また、中層階の部屋の場合、外出や帰宅の際は、基本的にエレベーターを利用することになります。

エレベーターを利用する人が多い時間帯や、定期メンテナンスにより稼働が停止しているとき、階段での移動が負担に感じられるかもしれません。

とくに、幼い子どもがいる家庭やご高齢で足腰に不安がある方などにとって、階段での上り下りは大きな負担となるでしょう。

火災や地震などが発生した際、階段を使って安全な場所に避難するまで時間がかかる可能性があります。

中層階の部屋を購入する際は、立地や周辺環境をチェックして、イメージ通りの眺望や日当たりを確保できるかを確認しましょう。

また、緊急時の階段の利用なども想定してから購入することが大切です。

マンションの高層階・最上階を購入するメリットとデメリット

最後に、マンションの高層階や最上階の部屋を購入する主なメリットとデメリットを解説します。

高層階・最上階の主なメリット

マンションの高層階や最上階にある部屋は、中層階よりもさらに眺望がよく、日当たりも良好です。

窓から絶景を眺められるだけでなく、地域によっては花火大会を自宅にいながら楽しめることもあります。

また、外から室内を見られることがないため、ほかの階層と比較してプライバシーを確保しやすいといえます。

高層マンションであれば、窓から不審者に侵入されるリスクも少なく、車の走行音や通行人の会話などもあまり気にならないでしょう。

低層階や中層階と比較して虫が入りにくい点も魅力的です。虫が苦手な方は、高層階や最上階の部屋を選ぶのも1つの方法です。

また、高層階や最上階にある部屋は資産価値が高い傾向にあるため、将来的に住み替えをすることになった際、高値で売却できる可能性があります。

高層階・最上階の主なデメリット

高層階や最上階は、販売価格が割高になります。住宅ローンを組んで購入する場合、毎月の返済負担は重くなりやすいでしょう。

1人分の年収では希望する金額のローンを組めず、ペアローンや収入合算(連帯債務・連帯保証)の利用が必要になるケースもあります。

高層階の部屋は夏場の日差しが強く、室内温度が上昇しやすいのも悩ましい点です。

さらに、タワーマンションの高層階の場合、安全性の確保などの観点から、窓が開けられない(または一部の窓しか開けられない)場合もあります。

また、エレベーターに乗る時間が長くなるのも、高層階や最上階にある部屋のデメリットです。朝は通勤や通学をする人で混雑し、エレベーターの待ち時間が長引きやすいでしょう。

加えて、地震や台風による停電や断水が発生した際、エレベーターが使えないと生活が著しく不便になるかもしれません。

高層階や最上階の部屋を購入する際は、販売価格と予算のバランスを慎重に検討したうえで、暑さ対策や窓の形状などもチェックして、不便のない暮らしができるか確認しましょう。

マンションで住んではいけない階はあるのか

マンションにおいて「住んではいけない階」というのは存在しません。

家族構成やライフスタイル、価値観などによって、適した階層は異なるためです。

例えば、防犯性を重視するのであれば、不審者に侵入されるリスクが高い1階の部屋は避け、中層階や高層階を選んだほうがよいでしょう。

また、限られた予算である程度の広さの部屋を購入したい場合は、高層階や中層階は避け、割安な低層階を購入するのがいいかもしれません。

このように、「住んではいけない階」というものは一概にはいえず、人によって適した階層は異なります。

家族構成や実現したい暮らしなどを考え、不動産会社の担当者ともよく相談し、購入する階層を慎重に選ぶことが大切です。

【まとめ】マンションの何階がいいかは人それぞれ

マンションの低層階は、価格が安く外出や通勤などがしやすい点がメリットですが、立地や設備によってはプライバシーが確保しにくく防犯の面でも不安が残るかもしれません。

中層階は、低層階よりも眺望や日当たりがよく、快適な住環境を得やすいでしょう。その反面、低層階よりも価格が高く、近くに階層の高い建物がある場合は、景観や日当たりといったメリットが半減することがあります。

高層階は眺めや日当たりに優れておりプライバシーも確保しやすいのが魅力です。その一方で、価格は割高でエレベーターの依存度が高いなどのデメリットもあります。

マンションの何階に住むべきなのかは人それぞれです。そのため、マンションの販売実績が豊富な不動産会社ともよく相談し、自分自身にあった部屋を選びましょう。

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